(クルマ) ドアロックアクチュエーター再修理

ドアロックアクチュエーターの件、再施工したので、まとめておく。
もともとの話は旧いクルマのオートロックの修理に関する話題。
たいていの国産車のオートロックにはこのDC12Vで駆動する
このモーターが使われている。
15年くらいたつと、経年劣化で動かなくなる。
何が起きるか、というと、運転席の集中スイッチでのロックの開閉が
できなくなるので、いちいち手動でロック解除が必要になる。
また、旧いクルマだと、走り出してしばらくすると、自動的にロックが
かかるものがあるのだが、これに失敗するので、何回もリトライする、
という動作になる。走ってる間じゅう、カシャンカシャンとロックが
動作して落ち着かない。手動でロックすれば止まるのだが。

ディーラーで修理を頼むとドアロックを制御しているアッセンブリの
交換となるが、部品代だけで1万とか2万とかしちゃう。が、動作しない
原因のほとんどはこのモーターでAmazonで買えば1000円しないで
部品調達できちゃうので、貧乏人は自分で交換することになる。

2年半前にこの故障が発生したため、モーターを購入して交換を実施
したわけだが、問題があった。外したモーターと購入したモーターの
ボディ部のサイズは同じだったので、マウントには問題なかったのだが、
飛び出ているシャフトの長さがたりないのと、シャフトが微妙に細い。

よって、旧モーターの軸から外したウオームギアが新モーターの軸に
しっかりと固定ができないわけだ。
最初の修理でははんだ付けしてみたのだが、3日しかもたなかった。

次の修理では、水道の水栓交換などで使うシールテープを使ってみたが、
これは1回だけ動いたが、2回めから滑ってだめだった。

というわけで、3回目にロックタイトを使ったが、これが2年半耐えた
という話。

この夏、オートロックしなくなったが、モーターの回転音はしていた
ので、ロックタイトでの固定が寿命を迎えたんだろうな、とは思って
いて、ようやく連休で時間があったので、久しぶりに内装をはがし、
知恵の輪のようにドアキャッチ周りを取り出して、ウオームギアの
固定を実施したという流れ。

さっき調べたら、長いシャフトの商品もあるようだ

下手にアラーム機能とかついてるので、分解状態での動作確認ができず、組んで見ないとテストができないので、時間がかかる作業になってしまうが、「安く治った」ということの満足感は高い修理。でも面倒なので、ヨソのうちのクルマだとやりたくないかな(笑)

(お父さん) アジフライ

「アジフライにはソースか醤油か」という問題が意外に反響があったので、調子に乗ってblogにしておく。

最初にオレのバックボーンから書いておくと、父親はとにかくソース、特にウスターソースの人だった。
揚げ物は天ぷらもソースの人だった。目玉焼きにもトマトにも餃子にもシウマイにも容赦なくソースの人だった。
刺し身はさすがに醤油だったようだが、間違えてわさびソースにしてしまっても、「まあ大丈夫だよ」といって食べてしまうほどだった。あ、カレーにもちょっとかけてたな。
そんな父親を反面教師にしたので、原則ソースとは距離を置くのが基本スタンスというのは、後出しの情報。

■アジフライ

とわいえ、フライ系の揚げ物はずっとソースだった。
しかし、上大岡のじぃえんとるまん(立呑屋さん)でアジフライを頼んだら、ここはオーダー請けてから揚げてくれてあつあつで出してくれるんだけど、そこで「醤油で食べてみて!」と言われて食べて感動して以来、アジフライは醤油派。
あ、だから、昔から醤油派なんではなく、ニワカ、なんですよ。
facebookに醤油だろーって書いたら、塩派が意外に多かったので、今度塩で食べてみる。
ちなみに実弟は頑なにソース派だ。

■餃子

餃子は飲み物。一応、語源を書いておくと、大阪へ行った時に王将へ連れてってもらた。入店時に「ナマ3つと5人前」というようにもろもろをオーダーする前に焼餃子を注文するスタイルだった。ということから「餃子は飲み物(のように注文するスタイル)」をキャッチフレーズにしている。
で、餃子は何で食べるか。だいぶ長いあいだ、醤油+ラー油だった。
しかし、テレビで「酢だけ」、というのも見てから気に入ってしまい、ずっと酢だった。数年前だったと思う。で、さらに、最近、会社の同僚が、酢に大量の胡椒を混ぜて食べるスタイルを教えてくれて、それ以来、酢に若干の胡椒を混ぜるスタイルが気に入っている。
辛いのが苦手なんで、胡椒は大量ではなく、若干。

■シチュウをご飯にかけるのは犯罪か?
長く論争になっている問題だが、オレはオンザライス容認派だ。
絶対にかけない、という派閥もあり、どちらかというとそっちの方が多い気もするが、オレはご飯にかける幸せを重視する派。
とはいえ、ここ数年シチューらしきものを食べたことがないのだが。

■麻婆豆腐飯
じつは、これはないんだよなー。
だって豆腐入ってるじゃん。豆腐がまざった料理がご飯にのるのは看過できない。麻婆豆腐とご飯は別で食べるのがジャスティス。

■目玉焼き
ずっと塩だった。
おっさんになってから醤油になった。なんでかしら。

■鶏の唐揚げ
マヨネーズうまーとか言ってられるのは30代までだぞ、お前ら。
先日某店でおすすめされたポン酢がなんと合うこと。これからはポン酢だな。

<まとめ>
あくまでも「オレはこう食べる」を主張するだけであって、他の食べ方を否定するものではないし、いっしょに食事をする時に違う食べ方をする人がいても別に何事もなく楽しく食べるよ。
まあ、食べながらしゃべるネタ、ってことかしら。

(IT) 【注意喚起】件名:「セキュリティ警告 」なるメール

すでにJPCERTでも注意喚起がなされている迷惑メールの件。
まあ、ただの迷惑メールなんで、その存在がどうとか、アドレスの流出経路は?みたいな話しもあるけど、大抵は取引先からダダ漏れだったりする。オレの過去記事
(IT) 【注意喚起】Gmail(Google Apps)をターゲットにしたスパム
を参照のこと。

内容的に情報システム担当者へ転送しづらかったり、ちょっと控えたくなる内容の迷惑メールがもろもろのフィルターを通り抜けて一般利用者へ到達する事例。
FromとToが同一で、「あなたの恥ずかしい姿を会社中にばらすよ?」という内容。
これ、一種の踏み絵で、「いやいや、そんな恥ずかしい姿撮られるはずがない」と毅然と対応できるかどうかを判定できる。
悪意のあるスクリプトがしこまれていたり、添付ファイルがあるわけではなく、ただ単にビットコイン払え、みたいな不正請求はがきと同じレベル。
機械翻訳っぽい日本語で、不自然だし。一見して迷惑メールとわかる内容。
現状、弊社では受信時のフィルタで検疫しているが、何通ががもれてしまった。
お知り合い各位も、「こういうメールが到着したら、正しくエスカレーションされるか?」という観点で自社の利用者の意識チェックをしてもらえれば、と。

<<<問題のメール>>>
<From:>
自分のメールアドレス

<To:>
自分のメールアドレス

<Subject:>
セキュリティ警告

<body:>
こんにちは、(自分のドメイン)の親愛なるユーザー。
あなたのデバイスに1つのRATソフトウェアをインストールしました。
この瞬間、あなたのメールアカウントはハッキングされています(今、私はあなたのアカウントにアクセスできます)。
あなたのシステムからすべての機密情報をダウンロードしました。私はいくつかの証拠を得ました。
私が発見した最も興味深い瞬間は、あなたのマスターベーションのビデオ記録です。

私はポルノサイトに自分のウイルスを投稿し、それをあなたのオペレーティングシステムにインストールしました。
ポルノビデオの再生ボタンをクリックすると、その瞬間に私のトロイの木馬があなたのデバイスにダウンロードされました。
インストール後、フロントカメラは自慰行為のたびにビデオを撮影します。さらに、ソフトウェアは選択したビデオと同期します。

今のところ、ソフトウェアはソーシャルネットワークと電子メールアドレスからすべての連絡先情報を収集しています。
収集したすべてのデータを消去する必要がある場合は、BTC(暗号化通貨)で550ドルを送ってください。
これは私のBitcoinウォレットです: 19rq65nR7FqvEgeq3r8YmHGupsUvnD3pmD
この手紙を読み終えてから48時間経っています。

あなたの取引後、私はあなたのすべてのデータを消去します。
さもなければ、私はあなたのいたずらを伴うビデオをあなたのすべての同僚や友人に送ります!

そして今後はもっと注意してください!
唯一の安全なサイトにアクセスしてください!
さようなら!

(Run) 宮ヶ瀬24時間リレーマラソン参加

宮ヶ瀬24時間リレーマラソンに参加してきた。

24時間走るんだけど、1人~15人までのチームで出場できる。
1人で24時間走る「ソロ」の人もいるけど、オレは「焼き鳥RC」で参加。
100チームくらい参加してて、大学生のガチチームもあれば、
職場や地域の仲間で出ているユルチームもあり、走ってる人の年齢層は幅広い。


焼き鳥RCはクルマ友達のK氏が始めたクラブで、定期練習はないけど、
ちょいちょい練習会をやってるランニングクラブ。
3月はバネッサさんの2000日連続ランの記念のイベントをやったり。
その中で、この宮ヶ瀬リレーマラソンだけは毎年出場している大会。
チームとしては4回目の出場(昨年は優勝もしている)、オレは初参加。
今年は3チーム45人の大所帯で参加。

108 ワサビ=オーバー45のシニアチーム(一部若手も)
109 山椒=女子チーム。バネッサのOut Run Cancerでもあった。
110 ゆず胡椒=若手チーム。昨年優勝チームでもある。


土曜の早朝、渋谷に集合、大型バスで現地へ向かう。
現地到着したら、テントで基地設営。到着がギリギリだったので、第一走者と
第二走者はアップもそこそこにスタート地点へ向かっていた。


10時にレースはスタート。
昨年の雨でつらい思いをした経験から、通常テントの横に張るシートを
床に敷くというライフハック発動。これ、夜の寒さ対策に大いに有効だった。

コースの1周は1.8km。オレの所属するワサビチームは日中は1周交代で走る。
15人いるから、だいたい2時間に一度順番が回ってくる。
オレはだいたい8分前後。他の人は7分台で回って来たりしてた。
日中はとにかく暑かったけど、まだにこやかに走れる感じ。

ちなみに柚子胡椒チームは2周交代だけど、みんな11分台。異次元だ。


調達班が昼も夜も弁当を用意してくれていたり、水・麦茶・スポーツドリンクは
テント内で潤沢に用意されていたり、某有名コーヒーショップの
コーヒーのサービスもあったりして、食事や飲み物はまったく心配なく
レースを楽しめていた。
ただし、ビールはナシ。ゴール後にねってことで。
ドーピング用のノンアルコールビールは一人一缶支給されるので思い思いのタイミングで投入する。

スタートして12時間、夜10時を過ぎたところで、チームワサビは2周交代に切り替え。
4時間に一度順番が回ってくる感じになった。
ナイトセクションの1回目は12時くらい。ちょっとつらくなってきた。

3.6kmを走ったあと、初シャワーを浴びて生き返る。
そして、この夏一番おいしいカップラーメンをいただく。

そのまま寝袋で爆睡して、4時くらいの出走に備える。
それにしても寒い。気温なんと16度。寝袋の中でウインドブレイカーを来て
ほぼ屋外の基地内で仮眠。3時過ぎに起きて、だんだんカラダを温める。
カラダ固まってる所から、迷惑かけないレベルで走れるまで温めるのは
結構たいへんだったけど、朝runと同じだよな、と思ってカラダにムチを入れる。
4時に走って再度シャワー。テントに戻ると夜明けぜよ。

夜が開けたら1周交代に戻して、オレは2回走った。
最後はキャプテンK氏の順番でちょうどゴールの時間。
10時に感動のゴール。

ゴール後はみんなで記念撮影。

バネッサともツーショット頂きましたー。

帰りもバス。クライマックスはバスでの乾杯。いやあ、気持ちよかった。

そんなわけでチームワサビの結果は

167周(ちょうど300kmくらい)、そのうちオレは11周(19.8km)。
参加100チーム中27位。
ちなみにゆず胡椒は10位、山椒は53位だった。

いろいろ準備してくれた方々の影の尽力によって、本当に楽しませて頂けた。
チームで走る、タスキを繋ぐというのは初めての体験だったけど、仲間感、
ハンパない。戦友が増えて、大変うれしい。53歳にして体育会に入った感じw。
ありがとうございました。

宮ヶ瀬 from Kotaro Nagata on Vimeo.

(クルマ) 中型免許の限定解除

仕事やプライベートでマイクロバスの運転ができる人がいると企画がうまく行きやすいと感じることがちょいちょいあったので、自分で取ってみてはどうか、と調べ始めた。
おじいちゃんになったら、幼稚園バスやスイミングスクールのバスの運転手さんになって子どもたちを安全に送迎する仕事をするのも悪くないな、と考えたりして。

長くなるので、最初にまとめ。
○平成19年以前に取った普通免許(中型8t限定)で運転できるのは10人乗りまで
○11人以上、29人以下の定員のマイクロバスを運転するには中型限定ナシが必要
○一発でも取れるけど、結果教習所へ行った方が安いかも
○5時間の技能教習と1回の技能検定を受ければおしまい
○10万くらいかかるけど、約20%がハローワークから補助される

■まずは自分の免許がどうなってるいるかを確認。
免許を取ったのは、昭和の時代。多分1986年。1993年にゴールド免許制度ができたけど、ゴールドは1回も持ったことがない。ずっとブルー。ずっと何かしらやらかしてる。
そんなことはどうでもいい。
自分の免許証を見ると「中型は8tに限る」と書いてある。
どういう意味だ?(笑)
「普通」という免許区分は2007年と2017年の改訂でだんだんと運転できるクルマと積載量が縮小されているので、2007年以前の
「普通」を取得した人は現行法では「中型(8t限定)」となる。
このページが大変わかりやすく解説してあるので、ぜひ見てほしい。
準中型免許が増えると免許証はどう変わるのか?その考え方を解説

というわけで、元の免許では10人までなんで、マイクロバスは運転できない。

■一発試験の費用を調べる
もともと貧乏性なので、教習所に行かずに一発で受けられるだろうと思って免許センターのWebを調べる。
どうやら、一発の試験でおしまいというわけではなく、いったん仮免許を取得して、指定の学校で5時間の路上教習を実施後、
さらに本試験を受けるという面倒くささ。仮免、路上教習、本試験の費用を考える。特に本試験は1回で終わらないかもしれないという事を考えると10万円くらいはかかるようだ。

■教習所の費用を調べる
2007年以前の普通免許(現在の「中型(8t限定)」)の人がマイクロバス(定員29人まで)を運転するために必要なのは「8t限定中型の限定解除」というコースで10万円前後のところが多い。
学科はナシ、技能が5時間だけだ。
すべての教習所が中型の教習をやっているわけではない。

■補助金?
教習所をしらべていると、「補助金対象」の文字が。
雇用保険に3年以上入っているなどの要件を満たせば、サラリーマンとして就業中でも、教習所の費用の20%をハローワークが補助してくれるという制度がある。
ということは、一発で受けるより教習所行った方がお得ということだ。

■入校手続き
まずは補助金をもらう準備として、ハローワークへ行って「教育訓練給付金支給要件確認書」をもらう必要がある。
ネットでもできるっぽいことがわかったのはハローワーク行ったあと。

その次に教習所で入校手続き。
オレが行ったのは、金沢八景にある「南横浜自動車学校」。

送迎バスもあるけど、昨年手術した横浜市大病院付属病院のすぐ近くなので、シーサイドラインの「市大病院前」駅からも徒歩数分で行ける。

ハローワークでもらった確認書を持って行く。
ただし、ここに関門があって、「深視力検査」というのに合格する必要がある。
詳細はググってもらえればいいと思うが、ようは、正しく遠近感を持っているかということのようだ。
説明会を受講し、教習を予約。
初日だけ1枠、あとの2日間で2枠ずつうけて、3回の通学で済まそうという作戦。
そして、最後に技能検定試験を受けて終了。この間、約1週間。

■教習
マニュアルトランスミッションの操作は慣れてて経験があって特にストレスがないので、加減速や坂道発信に関しては、最初の1回で全部パス。AT限定からだと、課程も違うし、そのあたりの教習もあるかと思う。教習項目は以下の通り。

中型運転のポイントはいくつかあるが、やはり、長さに起因するものが多い。
前輪よりも前に自分がいるので、クランクへのアプローチでは自分は道路外に出る感覚でステアリングを切らないと後輪がクリアできない。前輪を路側に「添わせて」クリアしていく。

あとは、道路の左端に寄せて止めることと、その後、発信時に「振り出し」というお尻が外側へ振れた時の安全確認が大事。
苦手だったのはバックで方向転換する時に、後ろの壁までの距離が50cm以内になるように寄せること。ああ、こういうことがあるから「深視力検査」が必要なのね。なるほど。
結局、教習は規定の時間で終了、検定も一回目で合格して追加コストなし。
最短で卒業できた。的確な指導をしてくれる教官ばかりで助かった。
卒業の手続きで、免許センターへの提出書類とハローワークへの提出書類を出すだけの状態にして渡してくれた。

■免許センター
新しくなった二俣川の免許センターへ。10kmなかったのでチャリで。
新しい免許センターの裏に大きなコインパーキングできてたから、処分とかでなければクルマで行ってもいいかもね。

受付時間8:30~9:00、免許証引き渡し時刻11時と書いてあったので、8時過ぎに到着するように行った。予定通り到着したら、すでに営業開始してた。
1400円分の印紙を買って、窓口に提出。「奥のイスで待ってて」と言われて待つこと30分で名前を呼ばれ、免許証の裏に限定解除のスタンプを押して返してもらう。9時前に手続きが終わってしまった。

■ハローワーク
免許センターが早く終わったので、そのまま後続の処理も終わらせてしまおうと、そのままの「脚」で関内のハローワークへ。

教習所でもらった書類を出して、補助金を受けるための口座情報を記入して手続き終了。2~3週間で振り込まれるとのこと。これまたあっけない。
丸一日を予定していた手続きが半日で終わってしまった。

思い立って、比較的カンタンに安く取得できるので、ご参考まで。
というわけで、マイクロバスの運転や、トラックの運転でお役に立てることがあれば、是非、声をかけてくださいね。