(クルマ) 週刊アクチュエーターモーター

一部セグメントから異常な反応のあるこのシリーズ。しばらく週刊化の予感(笑)。
先週末、ハンダづけでなおったと思ったモーターの軸とウオームギアの接着部分、
水曜日の朝、娘を送りに行ったときに外れてしまった。
ロック信号が行くとカシャではなく、ウイーン。
モーターは回るがギアは回ってない(>_<) この年代のクルマはある程度の車速になると、自動的にロックがかかる機能があって、 ロックされてようがされてなかろうが、モーターが強制的にまわって、ウオームギア との接着部分にストレスがかかる仕様。 フツーに走っててもカシャンとモーターに電気が行ってるのがわかる。 ちょうどいいサイズの軸と穴が圧着されて いるのが望ましいのは百も承知。 ちなみに、その後、事故の時の救助のしやすさの観点から、チャイルドロック機能として 中からは開かないが、外からは開く、みたいな仕様に変更されるが、この年式は強制ロック。 話は戻ってモーター軸とウォームギアの話。 取得した図面によれば、軸の直径は2mm。ギア側の穴の経は2.3mmくらい?(目測) 今回試したのは水道の接続部に使うシールテープ。 某熊先生がこれでいけと。 igeta
2周巻いて手応えあったので、組付け。最初の動作実験で施錠動作OK。をお!まじか!
続いて解錠!

ウィーン。

カシャを期待してたが無情にもウイーン。
教訓:シールテープはグリップしない。耐久性1回。

もうね、このあたり分解するの全く苦にならなくなったよw
次なるチャレンジはロックタイト。
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本来はネジが緩まないようにくっつける接着剤みたいなもの。
穴にこの液体を満たしモーターの軸を挿入。
1時間ほど放置して組付け。チェックしたい気持ちを抑えて一晩乾燥。
果たして翌朝。駐車場での開閉はOK。その後買い物にでたが、とりあえず1日はもった。あと何日もつかな(泣)。

<次回予告>
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(クルマ) ドアロック修理。—アクチュエーターモータ交換—

反省車として家族になったセルシオ。娘によって「エチゴくん」と命名された。
それはそうとして、前オーナーからの申し送り事項として、左リアドアの
オートロックが動作しない、というのは聞いていたわけで。
しかし、これ、結構不便。朝、駅まで娘を送るとき、駅到着して、娘がドアを開ける
ためには自力でロックレバーを動作させ、ドアオープナーを引くという2アクションが
必要になる。通常は、停車時にドライバーが全シートのロック解除ボタンを押す事を
期待されている設計の中、そのボタンを押しても左リアだけ動作しないのは致命的。
そして娘がロックを開けたまま走行していると、ロックされていないこと検知して
全ドアのロック機能が「クルルルル」「クルルルル」「クルルルル」とリトライを
し続ける。これはいけてない。

知人のセルシオマイスター(そもそもはUSでのLS400マイスター)からいろいろと
アドバイスをいただいていて、ドアロックは症例として多いとは聞いていた。

先週は、とりあえず不良個所の特定。分解してやばそうなモーター君と対面。
まずはキレイして組みなおしてみたものの、回復ぜず。

今週は平日中にヤフオクで12Vで動作するそれっぽいモーターを購入しておいた。

果たして、今日、1週間ぶりに対面したモーターと購入したモーターを比較すると、
シャフトの太さがだいぶ違う。セルシオマイスターはシャフトのみを流用した、
と教えてくれたが、今回は無理そう。というわけで、ギアだけシャフトに固定しよう
としたわけだが、これには苦労した。
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最初にチャレンジしたのは金属もいけると書いてある接着剤。
しかし、軸の中まで届かないし、出口付近を固めたとろでかかるトルクを
想像すると、すぐにダメになることは容易に想定できる。
というわけでハンダづけした。ハンダづけ職人の先輩各位が見たら、破門に
なりそうなぼこぼこな感じだけど、固定はできた。
穴の中にハンダを流し込んで、間髪入れずにシャフトを挿入。
その後もプラ部品にダメージがない程度に熱を加えた。
盛り上がってるのはあふれてきたハンダ。
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そして、配線もハンダづけで張り替えて、モーターをハウジングに納め、
もろもろを組みなおし、ドアロックの操作をしてみる。

治った!

うれしー!

650円で治った。これだかから素人修理はやめられねえ。
キモチE。

ついでにレー探の配線をすまし、ハザードスイッチのイルミネーションランプが
切れてるのを直そうと思って分解。
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この電球を探しながらランニングに出たが、近所の3件のディーラー、どこにもなし。
どのディーラーも「部品共販へ行け」と言うので走って行ってきたよ。

238円で入手。帰りはGoogleマップで帰ったら死ぬほど過酷だったけど、楽しかった。

(クルマ) セルシオでiPhoneを聴く

どんだけiPhone聴きたいのかと(笑)
W124の後継の反省車としてうちにもらわれて来たメガーヌ、問題発生。
もともとマニュアルであることは伝えてあったのだが、嫁さんが
運転できないことが判明。問題はミッションではなくてサイドブレーキ。

http://bleumonaco.blog.so-net.ne.jp/2010-03-23-1

特殊な形状のサイドブレーキなのだが、これが見事に扱いづらく、
握力の弱い女性では、素でリリースしづらく、坂道発進にいたっては
両手でサイドブレーキを操作するというアクロバティックな感じに(笑)
事実上、彼女は運転しなくなり、日々の買い物にも困ることに。
「レバーでパコって外れるやつにして。あとできればATで」という
命令が下るまで、そんなに時間はかからなかった。
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サイドブレーキレバーの向こうにどんな車体がついているかに拘らず、
また、価格も抑えて、となると選択肢はそんなになくて、気がついたら
トヨタ車の産地近くの修理工場まで新幹線で行って白いセルシオを
引き取っていた。

20世紀のセルシオのオーディオは純正の6連CDチェンジャーとラジオ、
そして、カセットテープがかかる仕様で、AUX入力はサポートされていない。
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ちょっと前のオレなら、オーディオを新しいものに交換してしまった
はずだが、最近ノーマルのまま乗ることの価値も感じ始めていたので、
今回あえて、このユニットは交換しないことにした。

カセットテープメディアは家にはもう1本もないのだが、カセットテープ
プレイヤーを使ってAUX入力できる夢のデバイスが存在している。
1000円しないものもあったが、今回はSONY製をチョイス。
一応、ヘッドクリーナーも同時購入。
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カセットを入れる穴からちょろっと線が出てしまうので、iPhone置き場と
想定している肘置きの下まで配線を隠すため、シフトレバーまわりの
パネルを外して線を埋める。
パネルを外しただけでも、トヨタ車の設計のかっちり具合の凄さに
感動すらする。適切に力を入れると簡単に外れるが、ガタついたり、
ギシついたりすることはなく、ピッタリはまる。
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純正のウーハーも動作してなかなかの音でiPhoneに入っている
音楽が再生できた。
当時の雰囲気を残したまま、というのが気に入っている。

(クルマ) ルノー・メガーヌでiPhoneを聴く

もう嫁に出してしまったクルマだが、万が一同じことをしたい人がいるかもと思い、
一応まとめておく。

メガーヌの純正オーディオには、液晶表示部分がなく、表示はすべてダッシュボード上の
外部温度計なんかの表示をしている液晶の中にまとめてされる。
なので、オーディオをまるごと入れ替えると、ここに表示が何もされなくなるのが寂しいのと、
ステアリングの横にコントローラーがあって、ステアリングから手を離さなくても
オーディオの操作ができるようになっているので、社外品に入れ替えるアイディアは
最初からなかった。
とはいえ、純正オーディオを外す時は四隅も穴に何か刺して本体を引き抜く。
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刺したものを左右にゆするとどうすればいいかわかるはず。

そのままでもCDはかかる(1枚だけ)が、iPhoneに入っている音楽を聴けないことについては
家族からクレームがあった。アマゾンを探していたら、こんな商品を発見。

とりあえず買った。
到着したみてら、なるほど、ディスプレイに行ってるコネクタに接続してオーディオ本体へ
させばいいのであった。なるほど。
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それにしても、ルノーのオーディオ、電源系の配線を一度外すと4桁のコードを入力しないと
起動しない仕様。最初びっくりしたけど、マニュアルの最終ページに手書きで書いてあるのを
発見した。Wifiのアクセスポイントのマニュアルと同じ感じ(笑)

そして、AUX系の配線があるからといって自動で認識してくれるわけではなく、SOURCE選択時に
AUXも出すためには「エキスパートモード」になる必要がある。無駄に面倒くさい。
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エキスパートモードに入るには音符マーク「♪」を長押しな。

果たして、純正オーディオにAUX入力が可能となり、iPhoneに入ってる音楽が聴ける
ようになった。後進の各位の参考になることを期待している。
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雑な記事だけど、ちょっとは参考になるだろう、的なw

(クルマ) 「反省車」というクルマ

「クルマばか」なら当然知っている単語「反省車」。
貧乏な「クルマばか」ほど知っているはずだ。

【反省車】(はんせい-しゃ)
自分の好きな車をクルマエンゲル係数を意識することを忘れいじり、直し、
改造・修理を繰り返し、結果としてクルマ以外のことに支障をきたし、
この係数を是正するために初期費用・運用費用を極力抑えることが可能な
クルマに乗り換え、一定期間耐え忍び反省するために乗る車。
きっかけは大きな故障、家族からのクレーム、事故、人生の転機などが多い。
反省期間は大抵の場合、次の車検までのことが多いが、数年に渡ることもある。

今回、メルセデスからルノーに乗り換えたのは、このフレンチブルーのマニュアル車が
欲しかったわけでもなんでもなく、完全なる反省車だ。
実は、メルセデス自体がポルシェを持ちきれなくなった反省車のはずだったが、
反省期間が長すぎて、反省車が老朽化するという本末転倒な事態を修正するのが
今回の乗り換えの要因だ。
よって、「車乗り換えていいなあ」は正しい感想と言えず、
「さらに深く反省しているんだなあ、ただマニュアルってところで
魂は売ってないことを表してるんだな」が正しい感想だ。
何がいいたいかというと、オレはポルシェをあきらめていない、ということ。
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